「順番」シリーズ(全5話)|今:第1話
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──“やるべき”の正体をほどいて、後悔しない判断をするために

踏み出せないのは、あなたの意志が弱いからじゃない
「ホームページ、そろそろ作ったほうがいいですよ」
そう言われたことがある社長は多いと思います。
でも実際は…
・何から始めればいいかわからない
・作っても効果が出なかったら怖い
・業者選びで失敗したくない
・忙しくて手が回らない
・正直ネットは苦手で、触るだけで疲れる
こういう不安が絡み合って、足が止まる。
これはすごく自然な反応です。
そして厄介なのは、「作ったほうがいい」という言葉が正論っぽく聞こえること。
正論ほど、人を動けなくします。
この記事では、踏み出せない原因を「努力不足」にせず、
構造と判断順序の問題として整理します。
→ はじめての方へ:Novus Digitalについて(考え方とスタンス)

「作ったほうがいい」のに、なぜ動けないのか
踏み出せない理由は、大きく言うとこの3つです。
①「何を決めればいいか」が見えていない
ホームページは作る前に決めることが多いです。
- 誰に向けるのか
- 何をしてほしいのか(問い合わせ?予約?)
- どんな順番で読ませるのか
- どこで安心してもらうのか
ここが曖昧なままだと、制作は「見た目の作業」になってしまい、
社長側が判断できません。
②「失敗したら取り返しがつかない」と感じている
ネット施策が苦手な社長ほど、過去にこういう経験があります。
- お金だけ払って終わった
- 何が悪いかわからない
- 改善の話にならず雰囲気で終わった
だから次は慎重になる。これは合理的です。
③「忙しさの中に入れ込める設計になっていない」
現場の社長は日々の意思決定だけで疲れます。
そこに「ホームページも考えてください」と言われても脳の空き容量がありません。
踏み出せないのは根性ではなく、設計の問題なんです。
ホームページは“作るもの”じゃなく、“営業の流れを固定するもの”
ホームページは、
あなたが毎回口で説明していることを、24時間代わりに伝えてくれる装置です。
だから本当は、制作前に確認すべきことが1つあります。
ホームページは「集客」ではなく「安心の受け皿」になっているか?
ネットに疎い社長ほど、ホームページを「集客装置」と誤解しがちです。
でも現実はまず、
相談しても大丈夫そうと思ってもらえるかが最優先です。
紹介や口コミで名前を聞かれたとき、相手は必ず検索します。
そこで情報が薄いだけで「やめとこう」が起きます。
ホームページは“入口”より先の、最後の不安を消す場所です。
現場が回らない中で「しょぼいけど無いよりマシ」と言われた経験
僕自身、飲食店の店長時代に集客で悩み、店内施策もWeb施策も手探りでやっていました。
会社のホームページ制作も任されましたが、現場は忙しい。
リソースが足りない中で作った結果、言われたのが…
「しょぼいけど無いよりマシか」
あの言葉って、本質を突いています。
順序が違うと、“無いよりマシ”になってしまう。
だからこそ、頑張る社長が同じ失敗を繰り返さないように、
作る前に整理することが大事だと思っています。
踏み出す前にやるべき「3つの整理」
①目的の整理:「何を実現したいのか」を1文にする
ホームページの目的は、
Webが苦手でも相談できそうと思った方から安心して問い合わせをいただける状態を作ることです。
まず、この1文をすべての判断基準にします。
②導線の整理:「問い合わせまでの不安」を並べる
問い合わせは、いきなり起きません。
途中で不安が何個も出ます。
- 自分みたいなレベルでも大丈夫?
- 何を準備すればいいの?
- 押し売りされない?
- ちゃんと話を聞いてくれる?
この“不安リスト”を先に作って、順番に消していく設計が必要です。
③進め方の整理:「忙しい社長でも進む形」に落とす
忙しい社長が進めるには、こういう形が現実的です。
- 週1回、30分だけ「決める時間」を作る
- それ以外は制作側が候補を出す
- 社長はYES/NOだけ返す
技術の話を最初にしない。
これだけで進みます。
→ 「作る前に整理する」とは?:サービス紹介はこちら
「作る」か「作らない」かではなく、“どの順番で作るか”が9割
踏み出せない原因は「順番の混乱」です。
正しい順番はこうです。
- 目的を決める
- ターゲットの不安を整理する
- 不安を消す導線を作る
- その後に制作(見た目)を整える

Webが苦手でも大丈夫。まずは「一人で抱えない」でいい
最後に、これだけは伝えたいです。
Webが苦手でも大丈夫です。
一人で抱え込まず、まずは安心して相談してほしいです。
社長の理想のお客様で溢れる事業の導線を、一緒に整理して作っていきます。
踏み出せないときに必要なのは気合いではなく、
判断できる順番と、不安が消える設計です。
今日やるのはたった1つ。
あなたのホームページの目的を、1文で紙に書く。
そこが最初の一歩になります。
→ 相談相手はどんな人?:代表プロフィールを見る
第2話:業者に丸投げして失敗する社長の共通点
任せたのに変わらない…が起きる理由を「順番の不足」として整理します。 第2話へ進む





