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  3. 「ホームページ作成はAIで十分」が罠になる中小企業の社長へ|任せていい8割と、手放してはいけない2割

「ホームページ作成はAIで十分」が罠になる中小企業の社長へ|任せていい8割と、手放してはいけない2割

2026 5/03
Blog
2026年5月3日
岡山県の中小企業オフィスで、50代の男性経営者がノートパソコンの前で少し困った表情をしている。壁には地元の取引先の名刺。朝の柔らかい光、写真風、顔はぼかす、清潔感のある空間

「ホームページもAIで作れる時代らしいね」

そう聞いて、なんとなく検索ボックスに「ホームページ 作成 AI」と打ってみた——きっと、いまこの記事を読んでくださっているあなたも、そんな入り口だったんじゃないでしょうか。

けれど、開いてみた検索結果は、どれもこれも『AIホームページ作成ツール10選!』『5分で爆速生成!』のような“ツール紹介記事”ばかり。Wix、Jimdo、Studio、Durable……名前を覚えるだけで一日が終わりそうな比較表の山。

でも、社長であるあなたが本当に知りたいのは、たぶんそういう情報ではないはずです。

「うちの会社でやって本当に大丈夫なのか」「社員に任せて回せるのか」「それとも、結局プロに頼んだほうがいいのか」——そんな判断材料こそが欲しいのに、ツールの数だけ増えて、ますます決められなくなる。そんな状態に陥っていないでしょうか?

僕はNovus Digital(ノバスデジタル)という屋号で、岡山を拠点に中小企業のWeb戦略支援を一人で動かしている人間です。Web制作・運用代行・SNS運用代行を、日々の業務の合間に向き合いながらやっています。だからこそ、社長と同じ目線——「PCの前でもう一度同じ判断ミスをしたくない」という目線——で、この記事を書きます。

結論を先にお渡しします。

この記事の結論
ホームページ作成のうち、8割はAIに任せていい。むしろ任せたほうが速いし安い。
けれど残り2割は社長が絶対に手放してはいけない領域で、ここを丸ごとAIに渡した会社から順番に、立派なのに集客できないホームページを量産していく——というのが、現場でずっと見てきた景色です。

この2割がどこなのか、なぜ社長が握らなければいけないのか。そして「自分でAIを使ってやってみたい」と思った社長は明日から何をすればいいのか。ツールは1つも紹介せず、判断軸だけを、ぎゅっと詰め込みました。

少し長い記事になりますが、3年後に「あのとき決断してよかった」と思える方向へ進むために、お付き合いいただければと思います。

目次

いま「ホームページ × AI」の現場で起きているリアル

観点 業者にお任せ AIで自分で Novus流(設計+AI+伴走)
⏱ 速度 数週〜数ヶ月 数日〜1週 数日〜2週
💰 コスト 数十万〜 数千〜数万 中
🎯 設計 業者次第 飛ばしがち 最重視
📈 集客 運次第 届かない 仕組み化

まず、いま僕が現場で見ている「ホームページ × AI」の景色を、率直にお話しさせてください。AIで作れる時代になったのは事実です。でも、それと「集客できる時代になった」はイコールではありません。むしろ『作る』と『成果が出る』の間に、これまで以上に深い谷ができた——というのが正直な肌感覚です。

「AIで5分でHP作れる」の本当のところ:作業はできても集客はできない

結論から書きます。「AIで5分でホームページが作れる」は、半分本当で、半分大事故です。

たしかに、いまどきのAIツールにキーワードを2〜3個入力すれば、デザインも、レイアウトも、それっぽいダミーテキストもセットで「サイトの形」が出てきます。10年前、僕がWeb制作を始めたばかりの頃に、デザインカンプを徹夜で作っていたあの作業は、いまや本当に5分で終わる。これは間違いなく革命です。

でも、現場で僕のところに相談に来てくれる中小企業の社長から、いま増えているのは何かというと——「自分でAIで作ったんですけど、半年経っても全然問い合わせが来なくて……」という相談なんです。立派な見た目です。スマホでもキレイに表示されます。それでも、お客さんは1人も来ない。

これは僕自身、Novus Digitalを立ち上げた当初に身をもって体験した話でもあります。自分の事業として動き始めた頃、世間で話題になっていたAIサイトビルダーをいくつか試して、自分のポートフォリオサイトを30分で作り上げました。「めちゃくちゃキレイにできた、これは行ける!」と本気で思ったのを覚えています。SNSでもお披露目して、自分でも何度もスマホで見直して悦に入っていました。

結果はどうだったか。公開から3ヶ月、お問い合わせフォームの送信件数はゼロ。お見事なまでに、ゼロ。アクセス解析を開いても、来ているのは自分と、たまに見に来てくれる知人だけ。スマホで何度見直しても自分のサイトはキレイなのに、なぜか誰も来ない。あの時の、画面の前で「なんでだ……?」とつぶやいた感覚は、いまでも背筋が寒くなる思い出です。

原因は、後になってはっきり分かりました。

AIは「ホームページの形」を作ってくれる天才ですが、「誰に・何を・どう伝えるか」というそもそもの設計を、絶対に勝手に作ってはくれない。僕は当時、その一番大事な土台を「30分でできた!」というスピード感でうっかり飛ばしてしまっていたわけです。誰に届けたいのか、その人はどんな悩みを抱えているのか、その人がうちを選ぶ理由は何なのか。AIが出してきたダミーテキストの上から、自分で考えたつもりの言葉を上書きしただけ。中身は空っぽに近い状態でした。

これは僕個人だけの話ではありません。制作の打ち合わせで全国の社長と話していると、まったく同じ構造のミスを、もう何度も見てきました。「業者に頼まずに、AIで自分たちで作りました」という会社のサイトを開かせてもらうと、見た目はかなり整っているのに、『で、結局あなたの会社は何屋さんなんですか?』が読み取れない——そんな状態がほとんどです。

「速い・安い・キレイ」は、あくまで手段です。集客というのは「届ける」こと。届けるためには、誰に届けたいのかという狙いと、届く言葉と、届いたあとの導線が必要で、これらは残念ながら2026年現在のAIには代行できません。AIに「成果が出るホームページを作って」と頼んでも、彼らが返してくれるのは「成果が出そうに見えるホームページの形」だけです。ここを取り違えると、令和版カタログサイトの完成です。

立派な“カミングスーンサイト”は令和でも量産されている:体育会系社長の話

もう一つ、現場の景色をシェアさせてください。これは僕がモニター案件として相談を受けた、岡山県内のとある大手企業さんの話です。社名や業種はもちろん伏せますが、地元では誰もが知っている、社員数百名規模の会社さんでした。

初回の打ち合わせ、社長さんは開口一番、こう仰いました。

キュウ

「ウチはWebというんかネット?が全く動いてないんじゃ。ウン十万かけて作ったんじゃけど、運用?更新?全くできておらんのんじゃ。どげかせんとおえんとわかっとんじゃけどなあ……わしは今でいう『体育会系』じゃし、身体使うんはえんじゃけど、ITっちゅうんはのう?」

岡山弁混じりの、人柄のにじむ語り口でした。何十年も汗をかいて会社を大きくしてきた、根っからの現場上がりの社長さんです。実際にホームページを見せてもらうと、デザイン自体は当時の業者さんがしっかり整えてくれていて、ぱっと見はかなり立派でした。

でも、ページの中をスクロールしていくと、こうなっていました。

この社長のホームページの状態
・ページのあちこちに「Coming Soon」の文字が散らばっている
・「お知らせ」コーナーの最終更新は3年前
・どこを押せばお問い合わせページに行けるのか不明
・そもそも、お問い合わせに来てほしいのかどうかも読み取れない

これでは集客は見込めない——画面を見た瞬間、僕の中で結論はすぐに出てしまいました。

そもそも、なぜ作ったんですか?と尋ねると、社長さんは少し気まずそうに教えてくれました。同業の経営者仲間との飲みの席で「ホームページから問い合わせ来るぞ」「SNSから求人どんどん入るぞ」という話を聞き、「ウチも乗り遅れちゃいかん」と焦って、知り合いの業者に「とりあえず立派なのを頼む」とお願いしたとのこと。設計の議論は、ほとんどなかったそうです。

更新が止まっている理由を伺うと、また少し声が小さくなりました。

「更新は身内(親族)に任せとるんじゃけど、あっちもあっちで仕事があってのう……身内じゃし、あんまり強くも言えんし。やってくれんから、やらないままになっとる」

全部の歯車が、設計と運用設計の不在によって、見事に止まってしまっていました。

さて、ここで重要なのは、この話を聞いて「業者にハメられた、可哀想な社長」と思うかどうかです。僕はそうは思いません。なぜなら、もしこの社長が「業者じゃなくAIに作らせる」を選んでいたら、結末はおそらく完全に同じだったからです。むしろ、初期費用が10万円ぐらいに下がるぶん、もっと判断のハードルが下がって、もっと速く同じ穴に落ちていた可能性すらあります。

令和の今、AIで「立派なカミングスーンサイト」を、しかも安く速く量産できるようになってしまった——これが、僕がいま最も警戒している景色です。表面の見栄えはどんどん上がる。けれど、その奥にある「設計」と「運用の覚悟」がない限り、結末は10年前と同じ。3年後、画面の前で「なんで動かないんだろう」とつぶやくのは、社長ご自身です。

では、AIをどう使えば、この構造から抜け出せるのか。次の章から、「任せて良い8割」と「絶対に握るべき2割」をはっきり切り分けてお話しします。

AIに任せていい「8割」:作業領域はもう、人間でやる必要がない

ノートパソコンの画面に三種類のAIチャットウィンドウが並んでいるイメージ。それぞれが違う回答を出している様子。室内は午後の日差し、写真風、デスクには付箋メモが散らばっている、顔は写っていない

はじめに誤解のないようにお伝えしますが、僕はAIアレルギーの古い制作者ではありません。むしろ、自分自身が毎日のようにAIを業務に組み込んで、Web制作も、ブログ執筆も、SNS運用もこなしている側の人間です。「AIに任せられるところは、もうどんどん任せましょう」という立場です。

そのうえで、ホームページ作成の工程のうち、およそ8割の領域は、もうわざわざ人間が時間をかけてやる必要がないと感じています。具体的には、デザイン作業、文章の草案、画像・素材作り——この3領域です。社長としては、ここに業者の見積もりや人件費が乗っかってくることに、もう必要以上のお金は払わなくていい時代です。順に説明します。

ベースのデザイン・骨組み作成は、AIで本当に十分

まず一番分かりやすいのが、デザインと骨組みの作成です。

「ヘッダー、メインビジュアル、サービス紹介、お客様の声、アクセス、お問い合わせフォーム」——多くの中小企業のホームページは、結局のところこの基本セットの組み合わせでできています。配色のトレンド、フォントの選び方、スマホ対応、ボタンの大きさ、フォームのレイアウト。ある程度パターン化された“正解の型”が業界には積み上がっていて、AIはその型を爆速で組み立てるのが本当に得意です。

10年前、僕がWeb制作の世界に入ったばかりの頃は、デザインカンプ(完成見本)を1ページ作るのに丸一日かかっていました。配色を決めて、フォントを試して、写真を素材サイトから探して、整えて、上司にレビューしてもらってまた直して……。当時の自分が、いまの僕がやっている作業を見たら、「なにそれ、ズルくない?」と言うと思います。いまの新世代のAIサイトビルダーは、業種と雰囲気を伝えるだけで、その丸一日分の作業を本当に5分で終わらせます。

たとえば僕は自分の事業を始めて1社目のクライアントを担当した時、テストとしてあるAIサイトビルダーで、業種と「落ち着いた印象で」とだけ伝えてサイトを試作しました。出てきたものを見て、率直に「これ、提案資料の叩きとしては全然使える」と思いました。実際、その案件では納品物そのものではなく「お客さんとの認識合わせ用のたたき台」として使い、お客さんの修正指示を引き出すスピードが、自分の手描きラフより圧倒的に速かったんです。

もう一つ、これは僕が自分のスキルが古びないようにと、月に1度は新しいツールを触る習慣にしているのですが、最近触った最新世代のサイトビルダーやデザインAIは、率直に言ってHTML/CSSが書ける制作者から見ても「これはマジで脅威だ」と思える出来になってきています。レスポンシブ対応も、SEOの基本タグも、ある程度自動でやってくれる。10年前の自分のキャリア初期と比べると、もはや別の星の話のようです。

つまり、社長の立場で言うと、こうなります。「うちのホームページの“見た目”を作るのに、何十万円も払うのは、もう必須ではなくなった」。これは事実です。AIに任せて良い、第一の領域。「とりあえず形にする」「土台を爆速で立ち上げる」「打ち合わせのたたき台を出す」——ここはもう、迷わずAIで良いと思います。Wixでも、Jimdoでも、Studioでも、Framerでも、ChatGPT+ノーコードの組み合わせでも、社長が触りやすいと感じたものでOKです。

ただし、ここで誤解しないでいただきたいのは、これはあくまで「土台」「形」「ベース」の話であって、これだけで集客できるホームページが完成するわけではない、ということです。8割のこの工程は、「下ごしらえ」までしかしてくれません。お料理に例えるなら、AIは野菜を切って、出汁を取って、鍋に火をかけてくれる優秀な弟子。でも「どんな料理を作るか」「誰に食べてもらうか」は、社長と僕たち伴走者が決める仕事のままです。

文章の草案・壁打ち相手として、AIは抜群に優秀

次が、文章の草案づくりです。これは個人的に、AIが一番大化けした領域だと思っています。

「文章を書くのが苦手」「書くことが思い浮かばない」「自分の言葉で説明しろと言われても、改まると詰まる」——中小企業の社長と打ち合わせをしていると、これは本当に多いお悩みです。普段、現場ではあれだけ熱心に語れる人が、ホームページの「私たちの想い」欄を前にすると急にフリーズしてしまう。何度も見てきました。

ここで、ChatGPTやClaudeのような会話型AIは、本当に強力な味方になります。「真っ白な原稿用紙の前で固まる」状態を解除する道具として、これほど優秀なものはここ20年なかったと言ってもいいくらいです。

使い方は意外と単純です。AIに対して、ホームページの素材になりそうな内容を、整理されていなくていいので、しゃべるように打ち込んでいけばいい。たとえば「うちは創業40年、地元の製造業をやっていて、職人は若手とベテランが半々で、家族経営の延長みたいな雰囲気で、最近は元請けからの効率化要請まで増えていて……」と、まとまりのないままドサッと投げてみる。すると、AIは「読んでもらいたい人は誰ですか?」「その人は何に困っていますか?」と問いを返してくれます。社長はそれに、また自分の言葉で答えるだけ。気がつくと、自分の頭の中にあった漠然とした想いが、文字にして外に出せる形に整理されている——これが、いまのAIの素直な底力です。

これは僕自身、実はこのブログ記事を書く時にも毎回使っているやり方です。記事の構成案を組む時、想定読者の質問を出す時、章立ての肉付けを考える時。「いきなり原稿を書く」のではなく、「AIに自分の頭の中をしゃべる」というステップを最初に挟むだけで、その後の執筆速度が体感で3倍くらい変わります。

キュウ

正直、一人で唸って考えるより、AIを相手にしゃべるほうが、自分の本音がポロッと出ます。社長業で日々いろんな仮面をかぶっている人ほど、AIとの一対一のチャットでは、案外スッと素の言葉が出るんですよね。

受託でWeb制作させていただく時も、このプロセスは僕自身が一緒に伴走することが多いです。社長と2時間ぐらい雑談に近いヒアリングをしながら、合間合間でAIに会話を投げて整理していく。その日の終わりには「事業の核」「想い」「他社と違うところ」が、文字にして残る形でA4数枚にまとまっています。10年前ならこの作業に1ヶ月かかっていたところを、いまは1日でやれてしまう。これも、AIに任せていい8割の世界の話です。

ただし——この章は、ある重要な落とし穴に蓋をしてあります。「AIに語らせる」のと「AIに丸投げする」のはまったく違うのですが、ここはあとの章で詳しく扱います。覚えておいていただきたいのは、AIはあなたの言葉を引き出す名コーチであり、あなたの代わりに話してくれる代弁者ではない、という線引きです。

画像・素材・微修正は、時短の最大効果が出る領域

3つ目の任せていい領域が、画像・素材・微修正の世界です。これは見落とされがちですが、コスト削減効果と作業効率の両面で、社長や担当者が一番楽になる場所です。

少し昔話をさせてください。3〜4年前、僕がブログ記事や提案資料に使うイメージ画像をどうしていたかというと、ストックフォトサイトで1枚あたり数百円〜数千円で買っていました。月によっては、画像代だけで1万円を超えることもありました。記事を書くたびに「この章にぴったり合う写真がない」と探し回って、結局60点くらいの素材を妥協して使う……というのが日常でした。

いま、僕がこのNovus Digitalのブログで使っている挿絵は、ほぼすべて画像生成AIで作っています。1枚あたりのコストは数十円。しかも、「岡山の中小企業のオフィスで、50代の男性社長と若手社員が並んでパソコンを覗き込む」みたいな、自分の記事の内容にぴったりハマる絵を、その場で作れる。過去の自分の苦労を考えると、これはもう革命としか言いようがありません。

もう一つ、最近の受託案件でありがたみを実感したのが、納品物の細部の微修正です。たとえば「ロゴの背景色を、もう少しだけ落ち着いた青に」「バナーの右下のキャッチコピーを、4文字短く」みたいな、デザイナーに頼むほどでもない、けど自分でPhotoshopを開くのは少し手間がかかる、というレベルの作業。これが、いまや画像系AIに自然言語で指示するだけで、ものの1分で終わります。これも数年前なら、納期を1日延ばしていた作業です。

もちろん、全部が全部AIで完璧というわけではありません。著作権や商用利用の範囲は、必ず確認が必要です。生成AIには、利用規約で「商用利用は有料プランのみ」というツールもありますし、「他人の作品の特徴をそのまま再現してしまった画像」を世に出してしまうリスクも、ゼロではありません。このあたりの現場の生々しいリスクは、僕自身も別記事「AIは堂々と嘘をつく|3つのAIに課金してわかった嘘の事例パターン」で触れていますので、よければあわせて。

ですが、それを差し引いても、画像と素材作りの効率化は、中小企業の社長にとって「もう逃すのはもったいない」レベルのメリットです。お金を払って買っていた素材代、デザイナーへの細かい修正依頼、こういうコストは、AI時代になって大幅に圧縮できます。

——というわけで、ここまでの3つ。デザイン・骨組み/文章草案・壁打ち/画像・素材・微修正の作業領域は、ホームページ作成における「8割」です。社長として、もうここに昔ほどのお金や時間をかけなくていい。これは胸を張ってお伝えします。

問題は、ここからです。残りの「2割」を、社長が握り損ねた瞬間に、どんなにAIで作業を効率化しても、ホームページは集客できません。次の章で、その2割の正体をはっきりさせていきます。

社長が絶対に手放してはいけない「2割」:ここを譲ると、立派なサイトが冷たい飾りになる

PCに向かって少し疲れた表情の男性、湊との対話画面に「すみません、もう一度教えてください」のような表示、優しい雰囲気、写真風、夜の柔らかい照明

ここから、本題に入ります。さっきまでお伝えした8割は「作業」の話でした。これから話す残り2割は「設計」の話です。設計と作業の違いは、料理で言うなら「献立を決める仕事」と「野菜を切る仕事」の違いに似ています。野菜は誰でも切れる。AIにも切れる。でも献立は、その家族のことを知っている人にしか決められない。ホームページも、まったく同じ構造です。

具体的に、社長が握るべき2割は次の3つに集約されます。

社長が手放してはいけない2割
① 「誰に・何を・どう伝えるか」の設計(戦略の根っこ)
② 経営者の歴史・原体験・人柄の言語化(オリジナル素材)
③ 集客につながる導線とCTAの判断(ゴールの設計)

1つずつ、現場の事例とともに掘り下げていきます。

「誰に・何を・どう伝えるか」の設計:望まない客しか来ない車屋さんの話

1つ目の「設計」が、この記事で一番お伝えしたいことです。

これは僕がモニター提案として制作のお願いに行った、ある町の車屋さんの話です。ご兄弟+メカニック1人でやられている、こじんまりとした地元の整備工場でした。普段から懇意にしていた間柄だったので、僕としては「自分の実績作りに協力してくれる絶好の相手」と踏んで、揚々とお願いに行きました。

調べてみると、その車屋さんはWeb情報がほぼゼロでした。ポータルサイトにも載っていない、SNSもやっていない、ホームページもない。実績豊富で評判の良いお店なのに、これは意外でした。「これは喜んで協力してくれるぞ」と思って、提案を切り出しました。

社長さんは、人柄良く、即「ええ、それがキュウさんの実績になるなら全然OKですよ」と快諾してくれました。が、いざ打ち合わせに入って深く話を聞いていくと、なぜWebでの集客をしていないのか、その本当の理由が見えてきたのです。

以前、その車屋さんも、地元では有名な大手ポータルサイトに広告を出していました。問い合わせ自体は、しっかり来ていたそうです。ところが、そこから来るお客さんが——

ポータルサイトから来た“望まない客”の特徴
・クーポン目当ての客が大半。安く買い叩こうとしてくる
・わがままな要求を平気で出してくる。値引きや、無理な納期短縮
・なかにはクレジット購入で後日未払いになるなど、信用に欠ける客も

結果、その車屋さんは「ウチはネット客が信用できないからやめたんです」という結論にたどり着き、Webから完全撤退していたわけです。打ち合わせ終盤、社長さんがぽつり、「もうネットはこりごりじゃ」と仰ったのが、忘れられません。

さて、ここで考えていただきたいのは、この問題の本当の原因は何だったのか、ということです。

多くの社長は、こういう体験をすると「ネット集客は危ない」「やはり昔ながらの口コミが一番」と結論づけがちです。でも、僕はそうは見ていません。本当の原因は、最初の段階で「設計」がなかったこと——その車屋さんは、おそらく業者の営業トークに従って、ポータルサイトに「ただ載せただけ」だったはずです。誰に届けたいか、どんなお客さんに来てほしくないか、自分のお店の良さは何か、それを言葉でどう伝えるか。これらが整理されないままWebに出てしまったから、結果として、価格だけで選ぶ客や、何かを安く奪っていきたい客しか引き寄せられなかった。

これが、「設計の不在」がもたらす残酷な結末です。Webの問題ではなく、設計の問題です。そして、ここでよくよく考えていただきたいのは、この設計を、AIに代行させることはできるか?という点です。

答えは、はっきりNOです。

「うちのお店に来てほしい本当の理想のお客さんは誰か」「その人は、なぜうちを選ぶのか」「うちと、隣町の整備工場との違いは何か」「来てほしくない客の特徴は何か」——これらは、社長の事業観・人生観・経営姿勢から立ち上がってくるもので、AIが社長の頭の中を覗き込んで自動で生成することは、原理的に不可能です。AIにどれだけ高性能なモデルが出てこようと、社長の頭の中の「こういうお客さんと、長くお付き合いしたい」という価値観だけは、本人にしか言葉にできません。

関連して、すでに痛い目を見た社長の見立てについては、別記事「中小企業 社長がネット集客を苦手と感じる2つの正体」でも掘り下げていますので、よろしければ。

結論はこうです。設計を社長と伴走者で握り、その上でAIに作業を頼むなら、AIは強力な味方になる。けれど、設計を社長が手放した瞬間、AIは「望まない客を呼び込むカタログを高速で大量生産する装置」に変わります。これが2割のうち、最も大事な1つ目です。

経営者の歴史・原体験・人柄の言語化:これだけは、AIに絶対作れない

2つ目の「2割」は、経営者本人の歴史・原体験・人柄を言葉にする領域です。これは、僕がNovus Digitalで一番大事にしている部分でもあります。

なぜなら、この「経営者の歩んできた物語」こそが、競合との差別化のほぼすべてになるからです。

少し冷静に考えてみてください。サービス内容、料金、納期、品質——これらの「機能スペック」は、競合ホームページを見れば、たいてい似たような表現で並んでいます。AIで自動生成されるサイトの「お客様第一」「品質に自信」「地域密着」みたいな言葉は、もう量産されすぎていて、お客さんの心をびくともさせません。お客さんは、それらの言葉を読み飛ばしながら、別の何かを探しています。

その「別の何か」とは、「で、結局あなたは誰なんですか?」という問いへの答えです。

たとえば、僕がよく打ち合わせの席で社長から伺う話の中には、こういうものがあります。「祖父が始めた会社を、父が急逝で母が一時的に継ぎ、自分が引き継いだ時には10人いた社員のほとんどが辞めていった。そこから1人で立て直した」「先代から代替わりした直後、売上が落ち続けて、毎晩眠れなかった。気づくと『負の遺産を清算してる』とつぶやいていた」「飲食店時代、客足が減って閉店した夜のことを、いまでも夢に見る」——こういう、ご本人にとっては「人にあえて話すほどのものでもない」と思っている重い話の中にこそ、その会社にしか書けない言葉が詰まっています。

こんなことを書くと「うちにはそんなドラマチックな話はない」と仰る社長が必ずいらっしゃいます。でも、これは僕の現場感覚として断言できますが、何十年も会社を続けている社長で、語り出したら止まらない原体験を持っていない人は、まずいません。あるけど、ご自身では「これは普通のことだから」「自慢みたいになるから」と、しまい込んでしまっているだけです。

キュウ

赤の他人の僕を感動させるストーリーを、社長は普通に持っていらっしゃいます。それが目の前のお客さんを感動させないわけがないんです。社長ご自身が歩んでこられた歴史にもっと自信を持ってください——僕はこのことだけを、ずっと言い続けています。

ここで本題に戻ります。この「経営者の歴史と人柄の言語化」を、AIに丸投げすると、どうなるか?

結論は、見たことがない人ほど一度試してみてほしいのですが、AIは「平均的な、どこの会社にも当てはまる、すべすべに磨かれた、誰の心にも残らない文章」を出してきます。それはそうです。AIは大量のWebの文章を学習して、平均的な綺麗な文章を生成するのが仕事だからです。「あなただけの体験」をAIが知らない以上、AIには平均しか生み出せません。

もちろん、前章でお伝えしたように、AIを「壁打ち相手」として使うのは大いに有効です。社長が話す→AIが質問を返す→社長がさらに話す。このプロセスを通じて、社長の頭の中にあった話を、文字に書き出して整理する。これはAIで十分できます。

ただし、最後に「これがウチの言葉だ」と決めるのは、社長自身か、その伴走者の仕事です。AIが整理した平均文を、そのままホームページに貼り付けないでください。そこには、社長の20年30年、なんなら創業者から続く50年100年の歴史が、絶対に乗っていないからです。これが、社長が手放してはいけない2つ目の領域です。

集客につながる導線とCTAの判断:成約率はこの判断の積み重ねで決まる

3つ目の「2割」は、ホームページに訪れたお客さんを、最終的にお問い合わせや来店、購入につなげる導線の設計です。専門的に言うと「CTA(コール・トゥ・アクション、行動喚起)」の判断、と呼ばれる領域です。

これは正直、AIで「型」までは作れます。「ヘッダーに電話番号を置く」「お問い合わせボタンを目立つ色にする」「フォームの項目数を減らす」みたいな一般論の知識は、AIは持っています。問題は、「あなたの会社にとっての、最適な導線はどれか」という、個別判断に踏み込めないことです。

たとえば、僕が以前担当した、岡山県内のある中小企業さんのホームページ改善のお話です。リニューアル前は、トップページの目立つところに「お問い合わせはこちら」のボタンが置かれていました。一見、定石どおりです。でも、アクセス解析を見ると、せっかく訪問してくれた人の9割以上は、ボタンを押さずに離脱していました。

原因を社長と一緒に探っていくと、はっきりしてきたことがあります。この会社のお客さんは、いきなり「問い合わせる」ほどの心の準備ができていない——という事実でした。検討期間が長く、慎重に比較検討する商材だったからです。「資料が欲しい」「事例を見たい」「金額の目安が知りたい」——本当のお客さんが欲しがっていたのは、いきなり問い合わせる勇気を出せる材料の方でした。

そこで、トップの「お問い合わせ」ボタンよりも先に、「無料の事例集をダウンロード」「料金表を見る」を置きました。お問い合わせは、その後ろに置きました。結果、半年で問い合わせ件数は元の3倍以上になりました。同じ会社、同じデザイン、同じサービス内容です。変えたのは導線の順番だけです。詳しくは別記事「ホームページを作ったのに問い合わせが増えない理由|導線設計で成約率を改善した事例(岡山県赤磐市)」にもまとめているので、もし時間があれば。

こういう「お客さんの心の段階に合わせて、何を、どこに、どの順番で置くか」という判断は、現時点でAIには難しい仕事です。なぜなら、その会社のお客さんの心の動きを知っているのは、毎日商談している社長と現場のスタッフだけだからです。

導線とCTAの判断は、ホームページの成約率を最後の最後で押し上げる急所です。AIに任せていいのは「ボタンを目立たせる」みたいな一般論まで。「うちのお客さんなら、この場面でこのボタンが効くはず」という個別判断は、社長と伴走者の領域として残しておいてください。

——これで、社長が手放してはいけない2割の中身が出揃いました。設計、歴史、導線判断。この3つを社長が握り続けている限り、AIに作業をどれだけ任せても、ホームページは「会社の顔」として機能し続けます。逆に、ここをAIに丸ごと預けた瞬間に、立派なのに集客できないホームページが、令和の世にもう一つ追加されるわけです。

中小企業の社長が陥りがちな、AI活用の落とし穴

ノートPCの画面に湊(AI秘書)の対話画面、手元にA4ノート、コーヒー、整然としたデスク。落ち着いた書斎の雰囲気、写真風、午前の柔らかい光

ここまでで「8割は任せていい、2割は手放してはいけない」という大きな地図はお伝えできたと思います。最後に、社長が実際にAIを使い始めたときに、必ず一度はぶつかる「落とし穴」を2つだけ、先回りでお伝えしておきます。先に知っておくのと、知らないでハマるのとでは、3年後の景色がだいぶ変わります。

「早く安く作れた」で満足する罠:更新されないHPの末路

1つ目の落とし穴は、これが一番多い。「AIで早く安く作れた」「自分でも作れた」で完了気分になってしまう罠です。

思い出してください。記事の前半でお話しした、岡山の体育会系社長の「立派なカミングスーンサイト」のお話です。あの社長は、業者さんにウン十万かけて作ってもらいました。3年経ってカミングスーン、というのが結末でした。

では、もしあの社長が今の時代に「AIで自分で作れますよ」と聞いて、自分で5万円のサブスクで作っていたら、結末はどうなったでしょうか。

残念ながら、僕の見立てでは結末は完全に同じです。むしろ初期費用が下がるぶん、「とりあえず作ってみるか」のハードルが下がって、もっと早く同じ場所に着地していたかもしれません。「作ったあとどう運用するか」という本質的な問題は、ツールが安くなろうが、AIが速くなろうが、まったく解決していないからです。

これは僕の制作現場で、本当によく見るパターンです。「この春に新しくHPを作ったんですけど、3ヶ月経って何も更新できてなくて」「半年動かしてみたけど、全然問い合わせ来なくて」——相談を受けてサイトを開くと、業者制作だろうが、AI生成だろうが、結末は驚くほど似ています。更新が止まる構造そのものが、まったく解決していないからです。

では、何を間違えているのか。シンプルに言うと、ホームページ作成の見積もりに「作ったあとに、誰が、いつ、何を、どう更新するか」が入っていないんです。料理に例えるなら、立派な皿を買ってきただけで、これから3年間、毎日その皿に何の料理を盛るかを決めずに、満足してしまっている。AIで安く作れる時代になった分、社長としては浮いた予算と労力を「運用設計」に回すのが、令和のホームページ運営の正解です。

このあたりの「集客できないHP」の構造的な原因については、別記事「ホームページで集客できない理由は設計にあり|今日から変える3ステップと運用習慣」にもまとめてあります。あわせてどうぞ。

キュウ自身がハマった「AIで仕事量だけ増えた」体験

2つ目の落とし穴は、もう少し意外な話です。AIで効率化したのに、なぜか終着点が遠ざかる、という現象です。

これは、社長になる前の経営者・キュウ個人の話としても、ちょっと耳の痛い体験談を共有させてください。実は僕自身、つい数ヶ月前に、AIを使い倒した結果PCの前から離れられなくなるという、なかなかに本末転倒な状態に陥っていました。

年末年始の休暇中、思い切って当時話題のAIサービスに月額課金し始めたのが入り口でした。1ヶ月もすると、自分の業務、Novus Digitalの制作、Instagram運用代行の発信ネタ出し、各クライアントごとの専用AIエージェント……いろいろなものを「AI化」して、内心では「俺、AI使いこなしてる!」と、それなりに気分が良くなっていたのを覚えています。自分の事業の処理速度が体感で数十倍に跳ね上がり、収益にもつながり始めていました。

ところが——「やること、やりたいこと、やらないといけないこと」が、AIで効率化した分、どんどん増えてきたんです。気がついたら、平日の本業のすき間時間も、週末の貴重な休みも、ほぼ全部PCに張り付くようになっていました。AIで効率は上がっているはずなのに、終わらない。タスクの絶対量が、効率化以上のスピードで膨張していたわけです。

キュウ

AIを使いこなしてる感は、実は「仕事の仕分けが甘くなる」入り口でもあるんです。社長が「AIで楽になる」と思ったその先に、「楽になった分、なんでも引き受ける」が待っています。これは僕自身の生々しい反省です。

ホームページの世界に話を戻すと、この落とし穴は、こう現れます。「AIで安く作れるなら、よっしゃ更新も自分でやろう」「ブログも毎日AIで書こう」「SNSも全部回そう」——その結果、社長自身が本来集中すべき本業の時間がじわじわ削られていく。AI化しているのに、忙しさが減らない。むしろ増える。これは僕自身が通った道なので、心から「気をつけてください」とお伝えしたい落とし穴です。

解決策は、案外シンプルです。AIに任せた分、自分の時間が浮いたら、その浮いた時間を必ず本業か、休息か、家族の時間に戻すと先に決めておく。「AI効率化で生まれた時間を、新しい仕事で埋めない」と決めるだけで、AIは正しく社長の味方になります。AI秘書を作って自分の業務を整理した時の話は、別記事「AI秘書 作り方|Web制作プロがClaude Codeで「湊(みなと)」を作った全記録」でも書いていますので、興味があればどうぞ。

では、社長は明日から何をすればいい?──実践のたった3ステップ

中小企業の社長が、自宅の書斎or事務所のデスクで、紙のノートにペンで何かをじっくり書き込んでいる自然な手元アップ。デスクの右側にノートPC、その画面にはAIチャットの画面がぼんやり見える。穏やかな午前の光、真剣だが穏やかな表情、写真風

ここまで読んでくださった社長は、もうこの記事の結論をご自身で組み立てられる頭の状態になっているはずです。最後に、明日から取れるたった3ステップを整理して、この記事を終えたいと思います。難しいことは何もありません。順番だけ守ってください。

ステップ① 紙とペンで3つの問いに答える → ② AIで壁打ち → ③ 詰まったら伴走者へ

順を追っていきます。

ステップ① まず、紙とペンを用意して、AIを起動する前に、次の3つの問いに自分の言葉で答える。

紙に書く3つの問い
1. 本当に来てほしいお客さんは、どんな人ですか?(顔が浮かぶ実在のお客さんを1人想定する)
2. その人は、なぜうちを選ぶのですか?(隣の同業ではなく、うちを選ぶ理由)
3. うちの会社は、どんな歴史と想いでこの仕事をしてきましたか?(時間をかけて思い出す)

ここでは、いきなりAIに聞かないでください。まず社長ご自身の頭と手で、5分でもいいから書き出す。下手な字で、まとまらない言葉で構いません。これがあなたの会社の「2割」の素材です。AIには絶対作れない、あなただけの情報です。

ステップ② 紙の内容を持って、AIにしゃべる。

ChatGPT、Claude、Geminiなど、お使いのAIで構いません。「紙にこんなことを書いてみたんだけど、これを元にホームページのトップページに載せる文章の草案を作ってほしい。質問があれば返してくれ」と伝えれば、AIが質問を返してきます。それに答えながら、社長の頭の中を整理してもらう。文章の構造作り、デザインの叩き、画像案、これらは全部AIに任せていい工程です。前章でお伝えした「8割」の世界の話です。

このステップが終わるころには、ホームページの「形」と「中身の素材」が、ある程度できているはずです。ここまでなら、社長と若手スタッフ1〜2人で、十分回せます。

ステップ③ それでも詰まったら、伴走者を頼る。

ここからは正直な話です。ステップ①と②をやってみて、こういうサインが出たら、伴走者(プロ)の出番です。

こんなサインが出たら、伴走者の出番
・3つの問いを書こうとしたが、5分でペンが止まる
・AIから出た文章を読んでも「これウチっぽくないな」とピンとこない
・お問い合わせ導線をどう設計すればいいか、判断材料が足りない
・公開して半年経ったが、問い合わせがほぼゼロのまま

こういうとき、僕みたいな伴走者は、社長と何時間もかけて雑談に近いヒアリングをやります。社長が「これは商売に関係ないかも」と思って捨てている話の中から、ホームページの土台になる原石を一緒に拾い直します。それを文字にして整理し、AIに作業を渡し、最後の判断をご一緒する。これがNovus Digital(ノバスデジタル)でやっている仕事の中身です。

ですが、ここを声高に売り込むつもりはありません。ご自身でステップ①②をやってみて、それで足りる会社は、本当にそれで十分です。AIの登場で、自分でやれる範囲は確実に広がりました。それは喜ばしいことです。

その上で、もし「3つの問いを前にペンが止まったな」「AIの出してくる文章がどうにも自分の言葉じゃないな」と感じたら、お気軽にどうぞ。最初の一言は「ちょっと相談だけ」で構いません。強引な営業はしません。社長の話を聞いて、判断材料を整理してお返しする——それが僕の仕事のいちばん最初の半歩です。

💬 まずは「相談だけ」で大丈夫です

「3つの問いの前でペンが止まった」「AIが出してくる文章にしっくりこない」——そんな段階で全然構いません。Novus Digital(ノバスデジタル)の公式LINEでは、僕がいま取り組んでいる課題を直接お聞きして、その場でできる判断材料をお返ししています。
「いきなり相談はちょっと…」という方も、まずは登録だけでOKです。雑談ベースで届ける、HP戦略の生のヒントもお送りしています。

公式LINEで気軽に相談する →

長い記事をここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。AIで作業はどんどん任せて、社長は社長にしかできない2割を、これからも握り続けてください。3年後、5年後の御社のホームページが、社長の歩んできた歴史を伝える「会社の顔」として機能していること——それが、僕がこの記事を書いた、たったひとつの願いです。

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キュウ
Novus Digital代表:作る前に整理するWebパートナー
岡山で活動する、伴走型のWebマーケティングパートナー。
飲食店の店長・SVとして15年、運送業8年、現場で売上と集客に向き合ってきました。

ホームページ制作だけでなく、集客の流れや運用まで含めて一緒に整理するスタイルが特徴です。
Webが苦手な経営者の相談相手として活動しています。
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