ペライチで作ったお店のページを、WordPressに移したい。でも、ボタン1つで引っ越せるものなのか。今のページのアドレスは変わってしまうのか。お問い合わせのフォームや予約はどうなるのか。
この記事では、その「ペライチからWordPressへ移す」話だけに絞って書きます。解約するとページがどうなるか、解約の期限、ドメインやメールの止め方といった全体の話は、親記事の「ペライチを解約するとどうなる?」にまとめています。
※ ペライチの仕様は、2026年10月26日にペライチ公式ヘルプで確認したものです。仕様は変わることがあるので、手続きの前に公式ヘルプも見てください。
ペライチからWordPressへは「作り直し」になる
最初に知っておいてほしいのは、ペライチのページをそのままWordPressに読み込む方法は無い、ということです。

ペライチの公式ヘルプには、ペライチで作ったページは、他社のレンタルサーバーなどで使える形では提供していない、と書かれています。ペライチは、ページを作る道具と、ページを置く場所をセットで貸してくれるサービスです。WordPressは、自分で借りたサーバーの上に、自分で建てるお店のようなものです。
建物の材料の形がそもそも違うので、引っ越しというより、中身を持って、新しい場所に建て直すと考えてください。
WordPressで用意するもの
WordPressそのものは無料です。ただ、それだけではページは表に出ません。用意するのは次の3つです。
- レンタルサーバー:WordPressを置く場所。多くのレンタルサーバーには、WordPressを数回のクリックで入れられる機能があります
- ドメイン:今ペライチで使っている独自ドメインを、そのまま使うのが基本です
- WordPress本体と、見た目を決めるテーマ:本体は無料。テーマは無料のものも、有料のものもあります
ペライチでは、この3つがひとまとめで月額に入っていました。WordPressでは、サーバー代とドメイン代を別々に払うことになります。乗り換える前に、合わせていくらになるかを一度出しておくと安心です。
移す前に控えておくもの
作り直しの材料は、今のペライチのページの中にあります。解約したあとは公開画面で確かめにくくなるので、先に手元に残しておきます。
- 文章:ページから自分でコピーして、メモや文書に貼っておく
- 写真:元の写真を手元に残しておく。無ければページから保存する
- フォームの受信内容・予約・注文:ペライチの公式ヘルプによると、フォームは「フォーム受信内容」、予約は「予約台帳」、決済は「注文管理画面」から書き出せます
- 今のページのアドレスの一覧:トップと、その下の各ページのアドレスを書き出しておく(次の章で使います)
ページのアドレスは、WordPress側でそろえる
作り直すとき、いちばん見落としやすいのが、ページのアドレスです。
ペライチのページのアドレスは、主に次の3つの形のどれかです。
AとBなら、ドメインは自分のものなので、WordPressに移ったあとも同じアドレスを使えます。WordPressでは、ページごとにアドレスの最後の部分を自分で決められます。たとえば今のページが example.com/shop なら、WordPressでもそのページのアドレスを「shop」にしておきます。今と同じアドレスにそろえておけば、検索から来た人も、名刺やチラシのアドレスを打った人も、そのまま新しいページにたどり着けます。
気をつけたいのはCです。〇〇〇.hp.peraichi.com はペライチのアドレスなので、WordPressに持っていくことはできません。ペライチ側から新しいサイトへ自動で転送する仕組みも、公式ヘルプでは見当たりませんでした。この場合は、新しいアドレスで出直すことになります。名刺・チラシ・Googleマップのお店の情報・SNSのプロフィールなど、今のアドレスを載せている場所を書き出して、順に書き換えてください。
フォーム・予約・決済は、WordPressで置き換える
ペライチには、お問い合わせのフォーム、予約、決済の機能が入っています。WordPressに移ると、これらは自分で付け直します。
どれも「ペライチで当たり前に動いていたもの」なので、見落としがちです。移す前に、今のページで使っている機能に印をつけておくと、付け忘れが防げます。
切り替えは「WordPressが動いてから、ドメインをつなぎ替える」
ドメインの外部移管の条件や、独自ドメインのメールを使っているときの注意は、親記事の「ペライチを解約するとどうなる?」で詳しく書いています。ドメインを動かすとメールが止まることがあるので、メールを使っている方は、切り替えの前に必ず目を通してください。
まとめ|ペライチからWordPressへ移すときの順番
- ペライチのページは書き出せないので、WordPressでは作り直しになる
- WordPress本体は無料。サーバー代とドメイン代は別にかかる
- 文章・写真・フォームの受信内容・予約・注文の一覧は、先に控えておく
- 独自ドメインなら、WordPressのページのアドレスを今と同じにそろえる。ペライチのアドレス(hp.peraichi.com)なら新しいアドレスで出直し、載せている場所を書き換える
- WordPressが仮のアドレスで動いてから、ドメインを切り替え、最後にペライチを解約する
解約の期限、ドメインやメールの止め方・残し方は、次の記事にまとめています。
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