エキテンの有料プランを、そろそろやめようか迷っている。毎月の掲載料のわりに、そこから来るお客さんは思ったほど多くない。でも、やめた途端にお店のページが消えて、これまでの口コミまでなくなったら困る。そもそも、どこに連絡すればやめられるのかも分からない。
そんなふうに手が止まっている整骨院やサロン、お店のオーナーさんに向けて、この記事を書きました。
僕は岡山でホームページ制作をしています。もともとは飲食店の店長で、お店を回しながら、集客のための掲載サイトや会社のホームページと付き合ってきました。「毎月払っているけれど、やめたらどうなるのか分からない」という落ち着かなさは、現場にいた人間としてよく分かるつもりです。
先に答えを書いておきます。
この記事では、この3つをもう少しくわしく、「何が消えて、何が残るのか」「いつ、どこに連絡するのか」「いくらかかるのか」「退会や削除はできるのか」の順に書いていきます。とにかく手続きだけ知りたい方は、「解約の手順と期限」と「いくらかかる?」の2つの見出しを読めば、電話をかけられます。
※ 内容は2026年10月6日に、エキテンの店舗向けヘルプ(2026年9月14日更新)と店舗会員規約(2026年9月1日改定)で確認したものです。エキテン(エキテン byGMO)の運営は、2026年10月時点でGMOデザインワン株式会社です(2027年1月にGMO TECH株式会社と合併する予定と発表されています)。仕組みや窓口は変わることがあるので、手続きの前に公式ヘルプも確かめてください。
エキテンを解約すると何が変わる? 消えるもの・残るもの

解約をためらう一番の理由は、「やめたらページが消えるのでは」という心配だと思います。結論から言うと、正会員プランをやめても、お店のページは残ります。ただし、有料だからこそ使えていたものは消えたり、減ったりします。
まずは、解約した後のお店のページがどんな姿になるのかを、具体的に見ておきましょう。ここを知っておくと、「やめるか、続けるか」を落ち着いて比べられます。
翌月から「無料会員のページ」に切り替わる
エキテンの掲載には、大きく分けて3つの段階があります。お金を払って載せる「正会員」、無料で自分の店舗情報を管理する「無料会員」、そしてお店が登録していなくても基本情報だけが載る「一般掲載」です。
公式ヘルプによると、正会員プランを解約すると、翌月から自動で無料会員のページに切り替わります(閉店による解約は別の扱いです。このあとの「閉店のときは、解約の前に必ず確認する」で書きます)。手続きをしなくても、ページが急に真っ白になることはありません。
無料会員のページになっても、残るものはこのとおりです。
「ページが残るなら安心」と思った方もいれば、「やめたのにページだけ残るのは、それはそれで困る」と感じた方もいると思います。後者の方は、このあとの「ページの完全削除は、公式では受け付けていない」もあわせて読んでください。
消えるもの・減るものは、写真と「目立つ仕組み」
一方で、有料だからこそ使えていたものは、解約で外れます。公式ヘルプに載っている内容を、オーナーさんが困りやすい順に並べ直すとこうなります。
| 項目 | 解約後 |
|---|---|
| ネット予約 | 止まる(無料会員でも従量課金で再開できる業種あり) |
| メッセージ機能 | 使えなくなり、やりとりも見られなくなる |
| ページ上部の写真(TOP写真) | 消える、または1枚に減る(ヘルプ内で書き方が2通り) |
| 紹介文の画像・動画・キャッチフレーズ・アピールポイント | 消える |
| クーポン・スタッフ | 1枠に減る(登録済みの分が消えることがある) |
| 一覧での表示順 | 他の正会員のお店より下になる |
| 他のお店のページでの露出・エリアマッチ枠 | なくなる |
| サポート | 電話サポートがなくなり、メールのみ |
表を見ると分かるとおり、消えるのは「写真」と「目立たせる仕組み」が中心です。お店の情報そのものは残るけれど、見た目が地味になり、検索したときの並び順も下がる。正会員の月額は、言ってみればこの「目立ち方」に払っていたお金だった、ということになります。
ここで一つ、知っておいてほしいことがあります。掲載サイトの有料プランは、やめた月から急にお客さんがゼロになるわけではありません。ただ、じわじわと、新しいお客さんの入り口が細くなっていくことはあります。だから「やめるか、続けるか」は、写真の枚数ではなく、そこから実際に何人来ているかで決めるのがいいと思います。数え方は、記事の後半「やめるか続けるかは『何人来ているか』で決める」で書きます。
解約の電話をかける前に、手元に残しておくもの
解約で消えるものの中には、あとから取り戻せないものがあります。電話をかける前に、次の3つだけは手元に残しておいてください。
特に1つ目は、軽く見ないでほしいところです。エキテンの店舗会員規約では、お店が登録した文章や画像は、エキテン側も使い続けられる決まりになっています(規約11条)。掲載サイトでは珍しくない決まりです。そして契約が終わった後は、そのページをお店の側から編集・削除できなくなります(規約9条5項)。ページの中の写真は、もう自分の手で取り出せない場所にあると考えて、元のデータを自分のパソコンやスマホに置いておくことをおすすめします。
エキテンの解約の手順と期限|電話・メール・Webの使い分け
ここからは手続きの話です。エキテンの解約で迷いやすいのは、やめたいものによって連絡先と方法が違うことです。正会員プランは電話、閉店のときはメール、上乗せの上位プランはWebのフォーム。まずは自分の契約を確かめるところから始めましょう。
まず「契約期間」を確かめる
電話をかける前に、自分の契約がいつ始まって、いつまでなのかを見ておきます。これで、このあと書く違約金がかかるかどうかが分かります。
確かめ方は、エキテンの店舗管理画面にログインして、右上の店舗アイコン →「契約情報」→「ご契約内容」と進み、「ご契約期間」を見ます。
ここで気をつけたいのは、エキテンからは「更新しますか」という連絡は来ないことです。公式ヘルプにも、継続や解約の意思確認の連絡はしない、と書かれています。最初の契約期間が終わると、何もしなければ1か月ずつ自動で更新されていきます。「そのうち案内が来るだろう」と待っていると、気づかないまま毎月の支払いが続くことになります。
僕は個人で持っていたサイトのドメインの更新を、うっかり忘れてサイトを消してしまったことがあります。更新の案内は何か月も前から届いていたのに、まだ余裕があると放っておいたのが原因でした。案内が来ても忘れるのですから、案内が来ない契約は、なおさら自分で日付を控えておくしかありません。契約期間を見たら、満了日と、その月の15日をスマホのカレンダーに入れておきましょう。
正会員プランは、登録の電話番号から電話で解約する
正会員プランの解約は、電話でしか受け付けていません。公式ヘルプに載っている窓口はこちらです。
インターネットで「エキテン 解約」と調べると、体験談のブログなどに別の電話番号が載っていることがあります。2026年10月時点で公式ヘルプに載っているのは、上の0120-659-392です。かける前に、公式ヘルプの番号と見比べてください。
受付期間は、例で考えると分かりやすいと思います。たとえば10月末で終わらせたいなら、9月16日から10月15日のあいだに電話をする、という読み方になります。ただ、公式ヘルプには具体的な例までは載っていないので、電話のときに「何月末で終わりますか」と必ず確認してください。期限を過ぎると、規約上はもう1か月更新される扱いになるからです。
平日の10時から17時という受付時間は、お店を一人で回しているオーナーさんには、なかなかの壁です。施術中や接客中に電話はかけられません。15日が近づいてから慌てないように、受付期間が始まる16日を過ぎたら、早めの平日の昼休みにかけてしまうのがおすすめです。休業日の扱いもあるので、ギリギリは避けましょう。
閉店するときは、メールで連絡する
お店を閉めることが解約の理由なら、電話ではなくメールで連絡します。公式ヘルプでは、登録しているメールアドレスから support@ekiten.jp へ送るよう案内されています。返事まで1日から2営業日かかることがあるそうです。
閉店のときは、ページや口コミの扱いが普通の解約と変わる可能性があります。この点は公式ヘルプの中でも書き方が揃っていないところなので、このあとの「閉店のときは、解約の前に必ず確認する」でくわしく書きます。
上位プランやオプションは、それぞれ別に止める
正会員プランの上には、写真やクーポンの枠を増やして表示順を上げる「ゴールドプラン」「プラチナプラン」があります。こちらは正会員とは別の契約で、Webのフォームから解約でき、手続きした月の末日まで使えます。公式の案内では、初期費用や解約手数料はかからず、1か月ごとの自動更新とされています。
ほかにも、公式ホームページ作成オプションなどのオプションを付けている場合は、オプションごとに別の解約手続きが必要です。たとえば公式ホームページ作成オプションは、契約が満了する月の前々月1日から解約できる、とされています。
「正会員を電話でやめたから、全部止まったはず」と思っていたら、上位プランやオプションの請求だけが続いていた。そうならないように、管理画面の「ご契約内容」で、自分が何を契約しているかを一つずつ書き出してから手続きを始めてください。なお、休載(一時的に止めておくこと)はできない、と公式ヘルプに書かれています。続けるか、やめるかのどちらかです。
エキテンの解約にいくらかかる? 違約金と注意点
解約の電話をかける前に、一番気になるのはお金のことだと思います。エキテンの正会員プランは月額5,000円(税抜)と公式に案内されていますが、やめるときにいくらかかるかは、契約してからどれくらい経っているかで変わります。店舗会員規約の条文をもとに、整理しておきます。
最初の約1年は「必須契約期間」|途中でやめると残りの月額を一括で
正会員プランには、最初に「必須契約期間」があります。規約では、契約開始日から1年後の応当日の前日を含む月の末日まで、と決められています。ざっくり言えば、始めてから約1年間です。
この期間の途中で解約すると、満了日までの残りの月額(消費税込み)を、全額まとめて払うことになります(規約16条2項)。公式ヘルプでは、これを「違約金」と呼んでいます。
たとえば、必須契約期間が残り4か月の時点でやめるなら、月額4か月分を一括で払うイメージです。毎月の支払いを止めたくて解約したのに、まとまった金額を一度に払うことになる。ここは知らずに電話すると驚くところなので、先に「ご契約期間」を確かめておいてほしいと言ったのは、このためです。
閉店などのやむを得ない事情があるときは、サポートセンターに相談するよう案内されています。ただ、相談すれば減らしてもらえる、とまでは書かれていません。期待しすぎずに、まず事情を伝えてみる、くらいに考えておくのがいいと思います。
1年を過ぎていれば、1か月ごとの更新
必須契約期間が終わった後は、1か月ずつの自動更新に切り替わります。この期間に解約するときに違約金がかかる、という決まりは、規約にもヘルプにも見当たりませんでした。
つまり、1年を過ぎているなら、やめるのにかかるのは「その月の月額」までと考えてよさそうです。逆に言えば、契約から10か月や11か月の時点で迷っているなら、あと少し待って必須契約期間が終わってからやめるほうが、出ていくお金は少なくなります。急いで電話をかける前に、残りの月数を数えてみてください。
一つ注意があります。月の途中で解約した場合に、残りの日数ぶんが日割りで返ってくる、という決まりは公式には見当たりませんでした。月の途中から始めた最初の月は日割りで計算されますが、やめるときの返金については書かれていません。「解約はその月の末日まで」と考えておくのが無難です。
申し込んだ直後の取り消しはできない
もう一つ知っておいてほしいのが、申し込みの直後です。営業の電話で話を聞いて正会員に申し込んだけれど、やっぱりやめたい。そう思っても、申し込みの後のキャンセルは受け付けていないと公式ヘルプにあります。
さらに規約では、契約が成立した後、掲載が始まる前に解約した場合は、1プランあたり2万円を請求できる、と定められています(規約4条5項)。まだ一度も使っていなくても、お金がかかる可能性があるということです。
これから申し込みを考えている方は、申し込む前に「必須契約期間」「途中でやめたときの扱い」「初期費用」を確かめて、メモに残しておくことをおすすめします。初期費用の金額は、規約上「申し込みのときに示された金額」とされていて、公式のページには載っていません。電話の場合は特に、言った・言わないにならないよう、日付と担当者の名前も控えておくと安心です。
解約したのに請求が来たら
口座振替の場合、引き落としは毎月27日です(休日なら翌営業日)。解約したはずなのに引き落としがあった、という場合も、まずは落ち着いて理由を確かめましょう。
よくあるのは、①受付期間(15日)を過ぎてから電話したので、もう1か月分がかかっていた、②上位プランやオプションが別の契約として残っていた、③必須契約期間の残りの月額が請求されていた、の3つです。それでも分からなければ、公式ヘルプでは support@ekiten.jp や問い合わせフォームへの連絡が案内されています。解約の電話をかけた日付と、「何月末で終わる」と言われたかをメモしておくと、こういうときに話が早く進みます。
エキテンの「退会」「ページ削除」「口コミ削除」はできる?
「解約」「退会」「削除」は3段階ある
エキテンでは、やめ方が3段階に分かれています。どこまでやっても、お店の基本情報は残る、というのが一番のポイントです。
| やめ方 | お店のページ | 手続き |
|---|---|---|
| 正会員プランの解約 | 無料会員のページに切り替わる | 電話(閉店はメール) |
| 無料会員の解約(退会) | 一般掲載に戻る(店名・住所・電話番号などは残る) | 管理画面から自分で |
| ページの完全削除 | 公式では受け付けていない | (例外は下に) |
「退会」という言葉から、全部が消えるイメージを持つ方は多いと思います。でもエキテンの場合、退会しても、お店のページは消えません。ここを先に知っておくと、「退会したのに、なぜまだ載っているのか」と戸惑わずにすみます。
無料会員も自分で解約できる。ただし基本情報は残る
無料会員は、管理画面から自分で解約できます。手順は、右上の店舗アイコン →「契約情報」→「ご契約内容」→ 無料会員の解約手続きへ進み、解約理由を選んで注意事項を確認し、申し込む流れです。
解約すると「一般掲載」に切り替わり、クーポンやお知らせ、スタッフの情報が使えなくなって一部が消えます。「店舗公式」のマークも外れ、表示順も下がります。そして、あとで再登録しても、以前の情報は引き継げません。来店処理が終わったネット予約が残っている場合は、その利用料金が請求されることがある、という注意書きもあります。
なお、退会した後も、一部の自動配信メールが1週間から2週間ほど届くことがあるそうです。退会したのにメールが来る、と心配になったら、少し様子を見てください。
ページの完全削除は、公式では受け付けていない
公式ヘルプには、「エキテンではページの完全削除は承っておりません」とはっきり書かれています。営業を続けているお店が、ページだけを消してもらうことはできない、というのが公式の立場です。
インターネットの記事の中には、「解約するときにチェックを入れれば完全に削除できる」「無料会員なら自分で掲載を消せる」と読める説明もあります。ただ、2026年10月時点の公式ヘルプとは合いません。古い情報や別の場面の話が混ざっている可能性があるので、手続きの前には公式ヘルプを確かめるのが確実です。
例外として、実際には存在しないお店のページ(同じお店が重複して載っている場合など)は、ページの「報告」から申し出れば、運営が確認して対応を検討する、とされています。
閉店のときは、解約の前に必ず確認する
閉店する場合は、少し事情が違います。公式ヘルプの中で、書き方が2通りあるからです。
- 「解約した後も、口コミは残りますか?」のページ:閉店による解約なら、ページは削除され、口コミの掲載もなくなる
- 「店舗が閉店するのですが」のページ(無料会員の場合):解約後も一般掲載として、店名・住所・電話番号など基本的な情報だけは残す
どちらが自分のお店に当てはまるのかは、公式の文面だけでは判断できません。閉店で解約するときは、メールで連絡する際に「ページと口コミはどうなりますか」と一緒に聞いておくのがいいと思います。閉店したお店の情報が残っていると、お客さんが間違えて足を運んでしまうこともあるので、ここは曖昧なままにしないでください。
口コミは解約しても残る。消したいときは「報告」と「返信」
口コミについても、公式ヘルプの答えははっきりしています。正会員・無料会員を解約した後も、口コミは掲載が続きます。また、移転などで新しいページを作っても、口コミを新しいページへ移すことはできません。
では、困る口コミがあるときはどうするか。公式の案内は2つです。
口コミの削除で調べると、削除の代行や法律相談を案内する記事がたくさん出てきます。本当に悪質な書き込みなら専門家に相談するのも一つの方法ですが、まずは公式の「報告」と「返信」を試してからで遅くはありません。特に返信は、口コミを読んだ次のお客さんにも見えます。落ち着いた返信は、それ自体がお店の誠実さを伝える材料になります。
エキテンをやめる前に決めておきたいこと|ページを見たお客さんの行き先
ここまでで、解約の手続きとお金のことは分かったと思います。最後に、手続きよりも大事かもしれない話をさせてください。エキテンをやめても、お店のページと口コミは残る。ということは、やめた後も、そのページを見てお店を探すお客さんがいる、ということです。

やめるか続けるかは「何人来ているか」で決める
まず、続けるかやめるかの判断です。僕は、月額が高いか安いかよりも、エキテンから実際に何人のお客さんが来ているかで決めるのがいいと思っています。
確かめ方は難しくありません。管理画面でネット予約の件数を見る。電話で予約を受けたときに「何を見て知りましたか」と一言聞いて、1か月だけ正の字をつけてみる。これだけで、月額5,000円(税抜)に見合っているかどうかの目安になります。
たとえば、エキテン経由の新しいお客さんが月に1人もいないなら、やめても困ることは少ないはずです。逆に、毎月何人か来ているなら、その人たちが次にどこからお店を見つけるのかを決めてから、やめるほうが安全です。「なんとなく効いていない気がする」で決めず、数えてから決める。数字があれば、続けると決めたときも、やめると決めたときも、あとで迷わずにすみます。
掲載サイトのページは「借りている場所」
「解約の電話をかける前に、手元に残しておくもの」で書いたとおり、契約が終わった後は、お店のページを自分で編集することも、消すこともできません。そして、ページに載せた写真や文章も、エキテン側が使い続けられる決まりです。これはエキテンが悪いという話ではなく、掲載サイトとはそういう仕組みの場所だということです。
僕にも覚えがあります。飲食店の店長をしていたころ、ある口コミサイトにお店の情報が載っていました。こちらから登録したのではなく、サイトの側が勝手に載せていたものです。営業時間が変わっても、メニューが変わっても、そのページは古いまま。直そうとあれこれ手を尽くしましたが、どうにもなりませんでした。あまり目立つサイトではなかったので、いつの間にか消えていきましたが、「自分の店のことなのに、自分では直せない」という、諦めに近い気持ちは今でも覚えています。
言ってみれば、掲載サイトのページは「人の店先を借りて置かせてもらっている看板」のようなものです。たくさんの人が通る場所に置けるのは大きな強みですが、看板の大きさも並び順も、置き場所の持ち主のルールで決まります。そして、借りるのをやめた後も、看板の一部はそこに残り続けます。
だからこそ、やめる前に一つだけ決めておいてほしいのです。エキテンに残ったページを見たお客さんに、最後にどこを見てもらうか。営業時間やメニューが変わったとき、エキテンのページはもう直せません。そのとき、お客さんが「正しい情報」にたどり着ける場所が、どこかに1つ必要です。
自分で書き換えられる場所を、1つ持っておく
その場所は、必ずしもお金をかけたホームページでなくてもかまいません。Googleのお店の情報(Googleビジネスプロフィール)を自分で管理するだけでも、地図で探すお客さんにはかなり届きます。そのうえで、メニューや料金、お店の考え方まできちんと伝えたいなら、自分の名義で持つホームページが選択肢に入ってきます。
僕は飲食店の店長だったころ、会社のホームページを一人で作ったことがあります。仕事が終わった後に、真夜中に少しずつ作業して、4か月かかりました。大変でしたが、自分たちで書き換えられる場所があることの心強さは、そのとき身にしみて分かりました。掲載サイトの仕組みが変わっても、料金が変わっても、自分の場所に書いてあることは、自分で決められるからです。
掲載サイトをやめるのは、「自分の場所」を考え直すいい機会でもあります。エキテンに載せていた写真や紹介文は、そのまま新しい場所の材料になります。解約前に元のデータを保存しておいてほしいと書いたのは、このためでもあります。
同じように「借りている場所」をやめるときの話として、Wixの解約についても書いています。ホームページを自分で作るか、人に頼むかで迷っている方は、あわせて参考にしてください。
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まとめ|電話をかける前に、3つの確認から
エキテンの解約について、もう一度ポイントをまとめます。
- 正会員プランを解約しても、お店のページと口コミは残る。翌月から無料会員のページに切り替わる
- 消えるのは写真・動画・メッセージ・ネット予約など。写真と紹介文の元データは先に保存しておく
- 解約は登録の電話番号から0120-659-392へ。受付はやめたい月の前月16日から当月15日まで(平日10時から17時)
- 閉店のときはメール(support@ekiten.jp)。上位プランやオプションは、それぞれ別に止める
- 最初の約1年(必須契約期間)の途中でやめると、残りの月額を一括で払う。1年を過ぎていれば月ごとの更新
- 申し込み後のキャンセルはできず、掲載開始前の解約は1プラン2万円の定めがある
- 退会しても一般掲載は残り、ページの完全削除は公式では受け付けていない。閉店時は必ず確認を
- 口コミは解約後も残り、移せない。困る口コミは「報告」と「返信」が公式の窓口
解約の電話そのものは、数分で終わります。難しいのは、その前の「契約期間はいつまでか」「何を契約しているか」「エキテンから何人来ているか」を確かめるところです。この3つが分かれば、続けるにしても、やめるにしても、納得して決められるはずです。
もし一人で考えるのが不安なら、一緒に整理するところから始めませんか。エキテンをやめた後、お客さんにどこを見てもらうか。その答えがまだ無ければ、考えるところからお手伝いします。
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